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春への兆しを感じる冬

 毎度たおたまっ‼をお買い上げいただき誠にありがとうございます。

 12月に入り、暦は大雪を迎え、いよいよ冬の寒さが本格化しています。

朝晩の冷え込みの厳しさの中いかがお過ごしですか?

寒いといろいろ不便なことが多くなりますが、いいこともありますね。

好きな言葉に「陰極まって陽生ず」がありまして、まさにこの時期がそれにぴったりなんです。

次の暦、冬至は1年で最も夜が長い日ですが

古来より太陽が復活する節目として大切にされている日でもあるんです。

日々寒い寒いと思っていても、季節は動いているんですね。

冬の自然は、時が止まったかのように見えるほど

静まり返っていますが、春への準備を着々と進めています。

それもこれも太陽のもたらすエネルギーがあるからです。

 さて、春への期待を膨らませ、心を暖めながら

かぼちゃやしょうがなど身体を温める食材を取り入れる

昔ながらの知恵で冬の寒さを乗り切って行きたいですね。

また冬至と言えばゆず湯です。

心も体もぽかぽかになる冬ならではの楽しみですね。

お湯に浮かぶ柚子の香りが

1年の疲れでかたくなった心や体をそっと

解きほぐしてくれるような気にさえなります。

ちなみに、寒さに適応するため

私たちの身体の細胞内ではミトコンドリアが増えるそうです。

ミトコンドリアと言えば、身体のエネルギーの生産を担う

重要な器官です。

寒い時期に外で身体を動かすと、ミトコンドリアの働きも活発になり

身体が温まりやすくなるそうです。

これも「陰極まって陽生ず」の一つの例かもしれませんね。

前回も紹介しましたが、「鉄玉子」のような道具であったり

鉄瓶や鉄鍋、鉄のフライパンで鉄を摂取することも

ミトコンドリアの働きにいい作用をもたらすそうです。

栄養素としては鉄、それからビタミンB群がミトコンドリアにいいそうです。

だから、鉄の調理器具でビタミンB群の多い食材を

調理するのはいいかもしれませんね。

日頃の食事が細胞の中のミトコンドリアにまで

つながっているのはとても興味深いです。

年末に向けて忙しい日々をお過ごしのかたもあるかと思いますが

どうぞお体を大切にお過ごし下さい。

たおファームの鶏たちの体内でもミトコンドリアが

せっせと活動しているに違いありません。

冬には冬の鶏の恵みを、どうぞお楽しみください。

 たおファーム

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