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寒くて気持ちが自分へ向かうと見えてくるもの

2025年12月 大雪

 
 朝晩の空気がぐっと澄み渡り、日差しの角度が低くなってきました。

気づけば木々の葉は色を深め、畑の緑も少しずつ落ち着いた色合いに変わっています。

風の冷たさに肩をすくめる朝、湯気の立つお茶の香りが

なんだか心をやさしく包んでくれる季節になりました。

 暦のうえでは「立冬」。

冬の気配が静かに立ち上る頃です。

とはいえ、冬の入り口はまだ柔らかく、秋の名残と冬の気配が同居する

いっときの美しい時間です。

陽ざしのぬくもりと冷たい風のあわいに

季節が少しずつ姿を変えていきます。

どんどんと日が短くなっていくのがさみしくて、

早く冬至を越えて日が長くなって欲しいと願うようになりました。

あんなに暑くて大変だったのに、太陽の季節が待ち遠しいです。

 農場では、夏の勢いを見せていた草木は静かになり、

畑の色がゆっくりと枯れの色に変わりつつあります。

鶏たちも日が短くなるにつれて活動を控えめにしながら、

それでも毎朝、冷たい空気の中で日を浴び

今日の卵を産んでくれています。

そのたくましさに、自然と「今日もありがとう」と声をかけたくなる季節です。

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 この時期は、体を冷やさないように過ごすことが何よりの養生。

朝はお粥をゆっくりといただき、根菜の味噌汁で身体を温める。

夜は湯船に少し長くつかり、一日の冷えを静かにほどいていく。

そんなひと手間が、冬を心地よく迎える準備になります。

しっかりと手入れをした身体は寒さにもよく耐え、

身体の芯にずっと消えないあたたかい火がともったようにもなるそうです。

 寒さの中にも、穏やかなあたたかさを見つけながら過ごす冬の入り口。

鶏は砂浴びをしながら、日光を浴びながら、

群れで身を寄せながら暖をとっています。

皆さまの毎日も、今日も健やかで、心あたたかくありますように。

たおファーム

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