太陽のエネルギーがいっぱいの季節、夏至
2026年6月 夏至

6月も半ばを過ぎ、梅雨らしい空模様の日が増えてきました。
雨が続くと、農作業の予定が立てにくかったり、草刈りのタイミングを考えたりと、農園としてはなかなか悩ましい季節です。
でも、雨が降ったあとの畑を見ると、植物たちが一気に元気になっているのがわかります。
トマトやきゅうり、カボチャなどの夏野菜も、少し前まで小さかった苗が、気がつけば葉を大きく広げています。
草の勢いも負けていません。
「昨日刈ったばかりなのに、もう伸びてる……」
なんてことも珍しくありません。
農業をしていると、植物の成長の早さに驚かされることがあります。
そんな梅雨の時期に迎えるのが「夏至」です。
一年の中で、もっとも昼の時間が長くなる日。
冬至の頃には「早く日が長くならないかな」と思っていたのに、夏至が近づくと「もうこれ以上暑くならなくてもいいな」と思ってしまう。
人間というのは、なかなか勝手なものですね。
それでも、夏至の頃の太陽には、やっぱり大きなエネルギーを感じます。
植物がぐんぐん育つのも、太陽の光が強くなるからでしょう。
そして、私たち人間の身体も、季節によって少しずつ変化しています。
暑くなってくると、冬のようにたくさん食べたいとは思わなくなります。
さっぱりしたものが食べたくなったり、食事の量が自然と少なくなったりします。
「夏は食欲が落ちるから、身体が弱っているのかな」と思うこともありますが、必ずしもそういうことばかりではないのかもしれません。
暑い季節には、身体も暑い季節に合わせて変化している。
そう考えると、無理にいつもと同じ量を食べようとしなくてもいいのかなと思います。
旬の野菜や果物をいただいて、その時の身体が食べたいものを、食べられる量だけいただく。
そんな食べ方もいいですね。
夏は暑さで身体が疲れやすい季節でもありますから、食べることも「たくさん食べる」より「身体に負担をかけない」ということを意識してみるのもいいかもしれません。
そして、農園で暮らしている鶏たちも、もちろん季節の変化を感じています。
日が長くなり、外の草がどんどん伸びてくると、鶏たちはその草をついばんだり、土を掘ったり、日陰で休んだり。
暑い日は人間と同じように、なるべく涼しい場所で過ごしています。
これからさらに暑くなっていくと、鶏たちにとっても厳しい季節になります。
水をしっかり飲めているか、食べているか、暑さでいつもと違う様子がないか。
毎日の様子を見ながら、鶏たちが元気に夏を過ごせるようにしていきたいと思います。
梅雨の雨に潤され、夏至の太陽を浴びて、農園の植物も鶏たちも、少しずつ夏へ向かっています。
私たちも、無理をせずに季節の恵みをいただきながら、この夏を過ごしていきたいですね。
今年の夏も、元気な鶏たちから皆さんの食卓へ、いい卵をお届けできますように。
夏至の太陽のエネルギーをいっぱい受けた農園から、季節の恵みをお届けします。
たおファーム