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みんなが知らないニワトリの飼い方と健康管理

~大型養鶏と平飼い養鶏の違い~

はじめに

たまごや鶏肉は私たちの食卓において重要な役割を果たしており、ニワトリの飼い方と健康管理はその品質や安全性に大きな影響を与えます。しかしながら、消費者さんたちはニワトリの飼い方やニワトリの健康管理についての違いについて知らない方が多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では大型養鶏場とたおファームの平飼い有精卵の飼養管理方法の違い、さらにニワトリの健康に及ぼす影響について知っておくべき養鶏知識を詳しくご紹介します。

【目次】

・大型養鶏と平飼い養鶏ってなに?

・それぞれの利点

・大型養鶏と平飼い養鶏のニワトリの健康に及ぼす影響の違い

・たおファームのニワトリの飼い方と健康管理について

・まとめ

大型養鶏と平飼い養鶏ってなに?

【大型養鶏場】

・多くのニワトリをケージに入れて限られたスペースに飼育する、いわゆる高密度飼育をしている養鶏場のことを言います。

・日本で市場に出回っているたまごの90%以上はこのたまごになります。

・高密度飼育をするため、疾病が蔓延しやすいというデメリットがあります。そのため、ニワトリの健康維持と疾病予防のためにたまごを産み始める1ヶ月前頃まで抗生物質や抗菌剤などを使用します。

大型養鶏場の一例

【平飼い養鶏場】

・ニワトリが歩き回ることができ自然な行動が取れるような、飼育環境を整えている飼い方をしているのが平飼い養鶏です。ケージフリーともいわれています。

・平飼いのたまごは日本の市場に出回っているたまごの10%以下です。

・近年注目が高まってきているニワトリの福祉と幸福度を重視する飼い方です。

平飼い養鶏場の一例

それぞれの利点

大型養鶏と平飼い養鶏の利点をそれぞれ見てみます。

【大型養鶏場】

・高密度な飼育により大量のたまごを効率かつ安定生産できます。

・自動化されたシステムにより人件費や労力を削減できます。

・安価にたまごを供給が可能です。

・大型養鶏場では、衛生管理により注意を払うことが一層重要です。

設備の適切な配置、衛生基準の厳格な管理、疾病予防策の実施など、より高度な衛生管理が求められます。

💡大型養鶏場は効率的な生産、コスト削減、安定した供給、衛生管理の向上などのメリットを持っています。

大型養鶏場GPセンター
(たまごを洗浄、乾燥、検査、計量してパック詰めを行う工場)

【平飼い養鶏】

・薬やワクチンの使用を減らすことができ、安全性が保証された食材を提供し、消費者に安心感を与えます。

・ニワトリらしい行動ができることにより、ストレス軽減からニワトリの健康増進・動物福祉の向上と品質の向上につながります。

・ ニワトリが開放的なスペースで飼育されるため、排せつ物の処理が効率的に行われます。

・適切な飼養羽数、環境で飼うと排せつ物の臭いも気になりません。

・平飼い養鶏は、地域の農家や地域産業を支援します。

地域の小規模農家や家族経営の養鶏場が飼育を行うことで、地域で出る規格外のおこめや、ダイズ、規格外の野菜、酒かすなどの副産物の利用により資源の利用率が高まり地域経済の活性化につながります。

💡平飼い養鶏はニワトリの福祉や品質の向上、食品安全性、環境への負荷軽減、地域経済の支援などのメリットを持っています。

産卵箱に産み落とされると卵が転がって出てくる

大型養鶏と平飼い養鶏のニワトリの健康に及ぼす影響の違い

【大型養鶏場】

・大型養鶏場では安定的に効率よくたまごを生産することに重点が置かれています。

1羽~2羽がギリギリ収まる大きさのケージに飼われ、タワーマンションのように高密度飼育されています。

そのため運動不足による筋肉や骨の発達の健康に影響を与えています。

・自由に身動きができないこと、高密度飼養によるストレスから病気にかかりやすく、かつストレス行動を示します。

・病気の感染リスクが高いため、ワクチンなどは徹底して行われています。

・以上の問題を解決するための温度管理や餌の栄養バランス、掃除の徹底や病気を持ち込む恐れのある虫やネズミ、鳥などの排除や侵入防止を徹底しています。

💡高密度に飼っているため不調を生じやすく、健康に充分配慮した管理をしています。

大型養鶏場(ケージの洗浄)

【平飼い養鶏】

・歩き回れることによる筋肉の発達とストレス発散につながります。

・ニワトリの世界にもイジメがあります。自由に動き回れることにより多数のニワトリから集中攻撃される個体が出てくる恐れがあります。

・歩いたり、床をつついたりすることによるストレス軽減と運動により健康になることから、病気にかかるリスクが低くなります。

・病気にかかるリスクが低くなることで、必要以上のワクチンや投薬を減らすことができます。

・オスと一緒に飼っている場合は、生殖行動をすることができます(有精卵)。

💡動き回れることから心身の健康の向上につながり、必要以上の投薬などが減らせます。

平飼い養鶏場の一例

以上を踏まえた上で、たおファームのニワトリの飼い方と健康管理についてお伝えします。

・たおファームのニワトリは平飼いで飼われています。

平飼いと言っても平飼いの定義は『ケージに入っておらず歩ける』です。小規模の平飼い養鶏家さんの多くは、1坪(たたみ2畳)10羽が一般的です。大規模の平飼い養鶏家さんになると1坪15~18羽と言われています。

一方、たおファームは1坪6羽で広々と飼っています。同じくたおファームで飼っている八ヶ岳コーチンは1坪2羽という贅沢な暮らしをしています。

・1坪6羽にすることにより、ニワトリ同士のイジメが無くなりました。

・草などの食物繊維をたっぷり与えていることも影響し、小屋の中の排せつ物の臭いなどの環境も改善できました。

・それにより、イジメによるストレス、悪臭によるストレスから解放されています。

・たおファームのニワトリたちの目はキラキラと光り、活き活きとしています。

・ニワトリは夜、高いところに止まって寝る習性があることから止まり木を設置しています。夜はみんなきれいに並び、止まり木に止まって就寝しています。

・小屋には太陽の光が入り、自由に砂浴びをし、走り、飛んで、風を感じて、季節を感じてニワトリたちは過ごしています。

・自分たちで配合し、発酵させた餌を食べ、自然に沿った生活をしているニワトリたちは病気知らずで、生後1日目の農園に来てからはワクチンや投薬は一切行っておりません。

・多くの養鶏家さんはメスだけで飼っているところを、たおファームではオスも一緒に飼っています。

・本農園のたまごは有精卵となっています。命が生まれる活きたたまごです。

・卵黄の色は餌でコントロールできます。たおファームでは着色用の餌を与えていないため、自然なお月様色をしています。

まとめ

 消費者は自身の価値観や健康への配慮、環境への貢献度などを考慮して、自分にあった選択をすることが重要です。大量の供給と経済性を重視する消費者にとっては、大型養鶏場の利点が魅力となるかもしれません。大量の鶏肉や卵を手に入れることで、コストを抑えた食事計画を立てることができます。

 一方、たおファームの平飼い有精卵は、ニワトリが自然な環境で育てられ、健自家配合した発酵えさを食べているため、健康志向、安心安全で美味しいたまごを求める消費者にとっては、無理なく健康になれる魅力的な選択肢となります。

毎日食べるものだからこそ、ぜひ一度たおファームの平飼い有精卵をお試しください。

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