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秋と夏の間の一息

2024年9月白露

毎度たおファームを応援していただき誠にありがとうございます。

 8月末の台風10号はとても肝を冷やしましたが、山梨は難を逃れました。

沢山の雨が降って、農園が水浸しになり、毎度のことながらがっかりしましたが、GWの頃から取り組んでいた対策がけっこううまくいきました。

台風を境に、一段と秋らしくなりました。

鶏たちも過ごしやすくしています。

次は秋の作業を進めながら、冬に備えての準備を進めていきます。

白州の冬は、寒さもありますが、とにかく風が強いです。

農園のある場所は谷あいの土地なので、容赦なく風が吹き抜けていきます。

ただの寒さと、冷たい風が吹き付ける寒さは大きく違います。

風がどんどん体温を奪っていくのです。

鶏たちも冬には羽を膨らませて寒さを凌いでいますが、吹き付ける風は羽のバリアを通り抜けていきます。

今年は特に、この風の対策に力を入れる予定です。

また、先日新しいひなの発注をしました。

ひなの様子もこのお便りでそのうちお届けしますね。

 さて、鶏たちの冬支度もそうですが、人間の冬支度も徐々に進めていかねばなりません。

冬に向けたお腹づくりです。

ここ2年ほどは、お腹の調子に特に意識を向けて日々の食事を直していました。

そんな中、「やっぱりそうだよね」と思ったのは、日本で伝統的に培われてきた食文化がすごいと言うことでした。

梅干し、ぬか漬け、納豆、味噌汁、お茶。

2000年以上も続く日本で大事にされてきた食文化は、最新の科学でその価値が再認識されています。

ご存じの方も多いと思いますが、本当に素晴らしい文化です。

人類が続く限り、梅干しを作り続けるべきだと思いますね。

   同じように、鶏と人間の関係も長い付き合いです。

4000年以上前に家畜化したと考えられているそうです。

昔、小学生の頃に見た図鑑で、ネズミのような動物が恐竜の卵を食べている絵を見たことがありました。

鶏が太古恐竜だった頃、人間が太古ネズミのような哺乳類だったころから卵を食べていたのかも知れないと考えると、億年単位の付き合いということになるんでしょうか?

最新の科学では、どんな検証が進んでいるのかとても興味のあるところです。

日中の暑さは続いていますが、鶏たちの様子もだんだんと落ち着いてきました。

すごしやすい秋の走りの卵、どうぞお楽しみください。

 たおファーム

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